技術情報

実現力 / 繋ぐ / ろう付け技術

ろう付けとは、部品と部品の隙間に「ろう」と呼ばれる熔解温度の
低い材料を流し込み、部品同士を固着させる接着技術です。
ユタカ技研では、ろうの材料に「銅」を使用して、
トルクコンバータ内のブレードを接着しています。

トルクコンバータの性能を左右するろう付け精度

トルクコンバータは、特殊なオイルで満たされた容器の内部をブレードが高速で回転し、オイルを循環させてエンジンのトルクをミッションに伝達する部品です。
したがって、ろう付けの精度は、トルクコンバータの性能に直結しています。少しでもろう付けが弱いとブレードが外れてしまう一方で、余ったろうが内部に付着していると、オイルの妨げになったり、ブレードの破損に繋がったりしてしまいます。

大切な炉の管理と新たな取り組み

ろう付けは液体が隙間に入っていこうとする毛細管現象を巧みに利用した接着技術です。
そのために最も重要なのは炉の管理。定期的なメンテナンスが欠かせません。また、年々小型化するトルクコンバータに必要充分なだけのろうを接着し、設計の要件を製品に反映できるように日々工夫を凝らして対応を続けています。